喜久家洋菓子舗の魅惑のラムボール

1924年創業の元町商店街の「喜久家洋菓子舗」。それはまだ横浜に居留地があった時代のこと。ヨーロッパ仕込みのケーキ職人だった先代に、スイスの夫人がケーキ作りを依頼。その美味しさはたちまち山手中に広がり、各国のケーキのレシピがこの店に集まることとなり、先代は、どこよりも早くヨーロッパのケーキを作れるようになったのだそうです。
私は喜久家洋菓子舗のベストセラー商品「ラムボール」が大好き。ラム酒をきかせた生地をチョコレートの中で発酵させたお菓子です。理由などなく、洋酒の豊潤な香りがたまらなく好きな私。サーティーワンでもラムレーズンのアイスしか食べません…。さて、こちらのラムボール、洋酒をきかせたお菓子の中でも最高ランクの美味しさなんです!包装を開けると広がるラムの香り。スポンジの中にはココア、オレンジ、くるみ、アーモンド、シナモンも入っていて、リッチで夢のような美味しさですよ。
ラムボールが好きな方にお勧めなのは、同じく横浜の洋菓子の名店「横浜かをり」(本店は山下町)のブランデーケーキ。最上級のコニャックを贅沢に使って焼き上げた逸品。かをりのブランデーケーキと出会ったのは小学生のとき。お歳暮で届いたブランデーケーキを勝手に開けてつまみ食いした私…何、この味は!お父さん、お母さん、ごめんなさい…ひと箱全部、私が食べちゃいました!

魅惑の味、ラムボールとブランデーケーキに+1 !

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